2012年2月27日月曜日

東野圭吾さんの『赤い指』を、本とDVDでみた。ラストは、以外な事実が・・・DVDは以前TV放送してたそうです。





加賀恭一郎シリーズの作品で、『新参者』の前にでた。

加賀恭一郎。

考えていないようで、しっかり考えている。

おそるべき洞察力。

加賀恭一郎が真実をあばいたとき、衝撃をうけてしまいます。

『いや、なんでそこまでわかったんだ~』みたいな。



日本の社会問題が、背景にあるような作品でした。

子供の犯罪、日本高齢化、介護の現実とか。

この作品は、トリックよりも心理描写とか犯人をどう追い詰めるかがおもしろいですね。

今回の一番の曲者は、ばあちゃんです。

認知症といわれているはずなのに・・・

偽装工作を、破綻しかねない行動を・・・・

それはなぜ?まっまさか・・・

という展開が待っていました。

おそるべし。

ラストは感動ものです。

親と子のきずな

みたいなもの。母親の偉大さを痛感してしまった。

これは映画もみたいです。

 このシリーズとってもおもしろい。


過去記事
BSの番組で『東野圭吾作品』特集をやっていた。上位10作品はこれらの作品らしいです。

新参者おもしろい