2013年4月4日木曜日

そういえばiPS細胞って、なんのことだったのか?と思ったので、読んだ本。これは、結構わかりやすいし、おもしろい!!



iPS細胞についての本。

生物が、あまり得意ではない私でもおもしろく読めた。

細胞は、身近なものでありながら不思議だと思った。

もともと、受精してから一つの細胞から

細胞分裂しながら皮膚になる細胞や内臓になる細胞、骨になる細胞に変化していく (分化)

変化した細胞は、もう他の細胞になることはできない。

髪の毛の細胞は、髪の毛の細胞にしかなれない。

それはなぜかという研究に関連して

このiPS細胞というものが誕生したそうです。


詳しくは、読んでみるのがおもしろい。


生命の神秘を感じました。

本当に人体ってよくできてますね。


驚きだったのは、分化された細胞のゲノムは、特定のタンパク質を作らないようにカギがかけられている状態(メチル化)

これを、初期化できるのは

受精卵の状態だけだということ

なんて、よくできた仕組みなんだろうかと思った。


まだiPS細胞の研究は、これからだそうですが

私の生きているうちに、再生医療が

どこまで進歩するのでしょうか。

おもしろい分野ですね。