2012年5月2日水曜日

TVやレコーダー接続に使用するアンテナ線を自作してみる。その工程を写真つきで解説。

TV接続に使用するアンテナ線を自作する。

これができれば、自由に長い短いアンテナ線が準備できる。


まずは、パーツを準備する。
代表的なメーカーは、DXアンテナとかマスプロが、パーツを作っている代表的なところ
家電量販店かホームセンターに行くと販売している


●準備するもの
ケーブルとアンテナ端子。

アンテナ端子は、F型コネクターという型が主流のようです。
 こんな型です。TVの裏の端子もいまは、このようなタイプです。
(昔は、銅線をねじに巻きつけて閉めるとかありましたが・・・)


選ぶさいで、重要なのは太さ
太さは、3C、4C、5Cの順で太くなっていく。
何m引き伸ばすならば、より太めのものを使用したほうがいい。
ただし、太すぎると曲がらないので、取り回しが大変になる。
参考までに、BSアンテナを購入した際に、付属していたアンテナ線10mは4Cの太さを使用していたので4Cあたりがちょうどいいのではないだろうか。


(ケーブル)
使用したケーブルの型番。S5CFB
色は白か黒がある。お好みで。


(端子)
使用した端子の型番。FP5
本体部分とかしめ部分
いまは、ほとんどF型コネクターなのでこれを選ぶ。

(工具)
ストリッパー (ケーブルをむくために必要)
ペンチ    (端子をかしめる)
ニッパー   (シールド線とかアルミ箔をきる)


以上のものを、準備してアンテナ線を作成していく。
今回は、DXアンテナのパーツを使用。太さは、5Cのものを使用した。

●作成手順
①ケーブルの外側を、ストリッパーではぐ

まわりの黒い部分をはぐ

はぐと、シールド線(細い針金)とアルミ箔がでてくる。

②シールド線とアルミ箔とはぐ。
はぐと白い部分と銅線がみえてくる。


③白い部分をはいで、芯線を露出させる

まわりのアルミ箔は、切り取っておく。
先から1cmほど切り取っておく。 すると銅線が露出する。
このとき、銅線もいっしょに切ってしまわないように注意。


④端子を取り付けする
端子のかしめる部分を先にケーブル側に通しておく。
白い部分に、端子の先の部分を差し込んでいく。





上記の写真部分のところまで差し込む。
 端子の中側からみたらこんな感じ


⑤端子をかしめて、端子が動かないように固定する。
 上記写真のように、先に入れていた金具を、差し込んだ端子側にもってくる。


 このように端子をつぶして、端子が動かなくなる。

(別途 4Cの端子のかしめ方)
4Cについてくる、かしめる金具は若干形状が異なっている。
 以上のように、はさんでかしめる。


⑥完成

端子が、うごかなくなっていることを確認する。



こんな感じで作成することで、アンテナ線を自作できる。
市販されている長さのアンテナ線が足りないときも、これでOK。

自分でやるとお金も安くすみますよね。



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