BS/CS放送が映らなくなったとき、まずどこをみるか、いままでの経験から原因を箇条かきしてみる。
①天気の影響
・風が強くてアンテナの向きがずれた → アンテナの向きを調節してやる。アンテナをしっかり固定する
・雨雲の影響で、放送波が雲にさいぎられてうまくとどかない → BSは降雨モードといって画質をおとした状態で放送できることがある。あとは、天気の状態が回復するのを待つしかない。
・アンテナのお皿に雪が積もった → アンテナの雪を落としてアンテナ表面をだしてやる。ただし雪がまた積もると同じ
②アンテナの電源供給がきれてしまった。
BS/CSアンテナは電源供給を外部から受けないと電波を受信できなくなります(復元できない?)。
なのでテレビもしくはレコーダーの設定で電源供給する設定にする。
複数台あって電源供給するTVもしくはレコーダーがきまっている場合は、その機器の電源がどうなっているか確認。
待機状態(リモコンで電源OFFにした状態)で、アンテナに電源供給できるモードがあるなら設定する。設定したらそのTVもしくはレコーダーはコンセントは抜かない。
<追記>
アンテナの電源供給ですが、宅内で分配器で複数に分配している場合、分配器によってはある端子だけ電源供給できるものと、全端子供給できるもとがある。
どっちかは、みてみないとわかりにくいが、前者だったらある部屋からしか電源供給できないということがある
③放送自体が休止 → これは仕方がない
④B-CASカードがぬけている → 最初にさしたら、めったに抜かないとは思いますが。ささっていておかしそうなら、さしなおしてみる。
⑤アンテナ線が断線もしくは、途中ではずれた可能性 → TVやレコーダーをちょっと動かしたときに、ゆるんだり外れる可能性。つなぎを確認してみる
いままで見れなくなったときはだいたい以上の原因でした。
そのほか考えれることは、もともと放送波の受信レベルが低い傾向で信号が安定せずうつったりうつらなかったりする場合。
この場合は、アンテナ調整して受信レベルの高いところに調整しなおす。または接続しているアンテナ線が細い、分配器が古すぎてデジタルに対応していないことによる減衰(ケーブルを伝わる間にだんだん弱くなるというイメージ) していることも考えられる。
この場合は、設備を見直すことで大幅に改善できる場合がある(ブースターで信号を増幅してやる。デジタル対応の機器に付け替えるなど)。
ここまでくると自分でしたら専門家に頼みたいです。
どこかで聞いた話で『なんでお金はらっているのに見れないの?おかしいじゃない』といっている人がいました。
確かにその通りだと自分も思いました。
たぶんこれを考えてCSなどは、近い期間で同じ番組を再放送して対策しているんだろうと思います。
過去記事
テレビのアンテナ線配線でよく聞く器具のなまえを確認してみた。