2011年9月9日金曜日

今度9/10に公開される映画『探偵はBARにいる』の原作となっている小説『バーにかかっきた電話』を読んでみた



北海道ススキノを舞台としたハードボイルド探偵小説。
9/10に映画で公開されるそうです。
この本が発行されたのは1996年だそうです。
大分前の小説です。


大まかなあらすじは、

探偵はバーを連絡場所にしており、そこに依頼者からの電話がかかってくる。

ある日、コンドウキョウコと名乗る女性から奇妙な依頼を受けその依頼を受けたときから妙なことにまきこまれて、あやうく命を落としそうになる。

その後コンドウキョウコと同姓同名の女性は、放火事件で殺されていたことがわかる。

という話で、その後展開していく。


最後まで読んでみて、コンドウキョウコは誰なのか?ということが最後までよくわからない。
途中主人公の中でこの人なのかという推理があったりするが。
かかってくる電話に、好奇心がおさえられなくなり首をつっこんでいく主人公とそれにふりまわされる仲間の様子は面白かった。
ラストはちょっと切なくなる話。


この小説を原作に映画化。ややこしいが、『バーにかかっきた電話』を原作に映画『探偵はBARにいる』が製作された。
(『バーにかかっきた電話』はシリーズ2作目で、1作目には『探偵はBARにいる』があるのでややこしい)



映画化にあたり一つ問題になった点があったそうで、この小説当時は携帯電話が普及してなかったが映画は21世紀が舞台になっているので携帯電話で連絡をとりあえばいいという突っ込みがきそうだとなったそうですが、そこは主義主張で不所持という設定になっているそうです。

主役は、大泉洋さんだそうです。どんなキャラクターになるか興味深いです。

9/10に公開されるそうです。

このキャラクターが登場する小説が、他にもあるそうなので評判がよいなら続編が作成されるかもという話があるそうです。

こっちは第1作目の小説