2011年8月31日水曜日
TOYAMA JAZZ MEETING 2011というコンサートみてきた。
昨日こっちでTOYAMA JAZZ MEETING 2011があったので見に行ってきた。
ブルーノート東京がプロデュースしたイベントで何故か富山で開催されていた。
ケニーバロントリオと上原ひろみトリオが出演。
場所は富山県民会館。初めて入ったが年季の入った建物で、座席に座ったときは、すこし席が狭いと感じたのはどうでもいいことだが。
18:30ちょっとすぎに開演。
最初は、ケニーバロントリオ。
チラシの解説によると、米国ジャズ界の中心的存在とかいてある。
結構大御所みたい立場なのだろうか。ただ予備知識ゼロ。初見でございます状態。
演奏が始まり聞いていると
Jazzといって思い浮かべるならあんな曲と言うような演奏でした。
軽快なピアノよかった。テクニック的なことや理論がわかればもっと楽しめたのだろうが、私は素人。
そこまでは理解できなかった。
もっと事前にCDでも聞いて予備知識しいれとけばよかった。
バラードはよすぎて俺の頭がついていかなかった。(ある意味失礼を・・・)
後メンバーの黒人ドラマーが魅せてくれた。その姿にジャズドラムってかっこいいと思った。
最近のアルバム。
休憩をはさんで、上原ひろみトリオ登場。
TVでJーPOPアーティストと共演したりしてたので見たことはあったが、ライブは初めてだった。
登場したのを見てまず思ったことは、思ったより身長が小柄だった。
ただどんな演奏をするのか、ワクワク。
あっ演奏が始まったと思った瞬間、それまでのすべてを忘れさせるような最初からばりばり全開の演奏がスタート。
これは、Jazzというより、ロックかブルースと思うくらい激しい演奏と緊張感。
はげしく刻まれるドラムに対抗するかのように、キーボードとピアノを交互に引きまくり、また目にも留まらぬ鍵盤の早弾き、ラン奏法、ピアノソロ。
これはロックの3ピースバンドかと思いなおすほど。
椅子に座って静かにピアノ弾いているのではなく立ち上がって激しく動きながらピアノを弾く、その姿に『なんだこの激しく動く小さな生命体は』と思った。
Jazzを基本にロックやファンクなどを融合させたものをフュージョンというそうですが、まさに上原ひろみさんの演奏もフュージョンというものなんだろう。
このトリオのドラマーもすごいなぁ~と思って調べてみたら、ドラムの人はサイモンフィリップ。
いろいろなアーティストのサポートをしている人らしくマイケル・シェンカー・グループ、TOTO、ザ・フー、ホワイトスネイク、ミック・ジャガー等他多数(wikiより)にかかわっているそうです。
聞いたことがあるロックバンドの名前ばかり。
これを知り、あのばりばりにドラムたたきまくりの姿も納得。こんな大物のドラムがここで聴けたなんて。
途中ドラムソロもあったがすごかった。息つく暇もなく叩きまくりいつまでも続くのかと思っていたところにピアノ、コントラベースがはいって演奏が続く。
かっこいい演出。
あっという間に演奏終了。と同時にスタンディングオベーションが起こった。
それぐらい上原ひろみトリオの演奏が圧巻だった。
結局は上原ひろみが一番おいしいところを持っていたに違いない(間違いない!)。
今度は機会があれば単独公演で見てみたい。
生演奏を聞くことはいいことですね、CDと受ける雰囲気が全然違う。またJazzといってもそれぞれスタイルが違い、いろいろな演奏があるということを感じた。
おもしろかった。また誰かきたら見に行こう。
このアルバムの曲も演奏していた。レビューみてても、これはJAZZというよりロックだとか、JAZZのジャンルを超えたものと書かれている。納得。
でも、ロック好きな人でもJAZZ聴いたことのない人でも楽しめるアルバムになっているのでは
過去記事
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