2011年6月9日木曜日

四百年の長きにわたる歴史の封印を解いたのは、東京から来た会計検査院の調査官三人と大阪下町育ちの少年少女だった  文庫 プリンセストヨトミ



あらすじ
『このことは誰も知らない―四百年の長きにわたる歴史の封印を解いたのは、東京から来た会計検査院の調査官三人と大阪下町育ちの少年少女だった。秘密の扉が開くとき、大阪が全停止する!?』

というキャッチコピーにひかれて購入して読んでみた。「なんで、大人3人と子供で大阪が停止するんじゃ」と思って読んでみました。読み始めたら、続きが気になり最後まで一気に読むことができました。おもしろかったです。ただの現代を舞台とした役所の話かとおもっていたら、途中から過去と現在が結びつき、『そういうことだったのか~』と思わず叫びたくなる話でした。

会計検査院はちゃんと実在する組織だそうです(ウキィペディアででてきた)。歴史に(戦国時代に)詳しい人には、にっこりするような話だと思いました。よ~く読んでいくと、どこかででてきたような人物の名前だったり、キーワードとなるOJOという機関の意味は、「そのまんまなんかい」とつっこみたくなりました。

 

映画で上映中。5月28日から
映画『プリンセストヨトミ』公式サイト 

 

ミラクル鳥居は、綾瀬はるかだそうです。たしかに、ミラクルをおこしそうなイメージははまっているような。旭ゲーンズブールは、小説では長身のすらっとしたハーフの女性となっていましたが、映画では岡田将星が演じているそうです。(どんなハーフが演じるか見てみたかった)

まだ映画は、見ていませんが小説がよくても映画にするといまいちということもあるのでどうなんだろうと心配ですが、キャストをみる感じだと大丈夫かなぁ~と感じる。

映画は今度みてみようと思う。

本を読み終わって、もしかしたら日本の税金の無駄遣いは、本のようなことが理由だったのか? だから事業仕分けしてもあまり減らせなかったのか~。と勘違いの方向に納得してしまいました。(そんなことではないですよね)

おもしろかったので、何かおもしろい本探しているひとは読んでみては。はずれはないとおもいます。書店でも売れ筋にはいってました。