太陽の黙示録。
日本に大きな地震が、起こり日本が南北に分断してしまう。
それによって、日本はボロボロに。
日本人は、南北に分断された日本と、日本に残らずに世界各地に非難民として
非難している人々の3つにわかれてしまう。
震災から19年たって復興がある程度すすんだ今でも、日本の南北の政府は
どちらも避難民をうけいれようとはしない。
主人公の柳舷一郎は新たな仲間の葛城亮のアイディアにより
南北両政府が、捨てた土地グレイシティー(関東)に入植させ新たな国を作ろうとする。
この巻では、世界各地にちらばった日本人が、最初は疑いながら帰国拒否しようとするも
皆「日本に帰りたい」という思いは同じで、
なんだかんだいって船に乗って日本にもどろうと決意する。
この部分が感動した。
日本人って和を尊ぶ国民なんだと思った。
この本を読んで、
『なんだか三国志に似ているなぁー』
と思いました。
特に、柳舷一郎が羽田遼太郎と張といつも一緒に行動。
いまあらたに葛城亮を仲間に加え、その葛城の考えで新たな第3の国をつくる。
これは、諸葛亮孔明が劉備に提案した天下3分の計ではないですか・・・
じゃ、羽田と張は、関羽と張飛か。
よく見てみたら名前に一文字づつ同じ文字がはいっている。
wikiでみてみると、どうやらそうらしい。
今後は、新たに打ち立てる第3の国は、どうなるのかというところがポイントですね。
また読む。