2011年7月5日火曜日

よく考えたらなんでテレビを地デジ化するのかわからん。ので調べてみた。

なんで地デジ化するのか。

根本的な疑問。

まず誰が決めたかというと

国(総務省)

がこの方針を決めたそうです。テレビ局とか家電量販店ではありません。

アナログ放送終了して、『テレビ見れなくなったぞ~』と量販店にクレームするのはスジ違いです。


世界がデジタル放送化の流れになっていたので日本もそれに遅れまいと1996年ごろから検討されていたそうです。

総務省の地上デジタル放送のホームページみると移行する利点は、
①多様なサービスの実現
②電波の有効利用
③海外における地上デジタル放送の展開

という点でデジタル放送化に向けて進められてきたそうです。

(総務省 地上デジタルテレビ放送のご案内)

なるほど。


ホームページより正確にはいつ移行するのかというと、

2011年(平成23年)7月24日 アナログ放送終了

なので気がついたらもうすぐですね。


ところで最近こんな記事を見つけた。

「高音質・高画質」等地デジの4つの利点 いずれもデタラメ

利点がないとしたら何のためにデジタル化したんやね~んと。いいたいですが。記事をざっくり読んで以下の利点はあまりないと書いてあります。

「電波の有効利用」・・・たぶんこれはいままで、テレビはVHFとUHFの電波帯域を使用していたが、地上デジタルはUHFだけを使用するのでVHFの部分が空いてくるということ。でもテレビ局が開放する気がないとはどういうことなんやと思った。


「双方向通信」・・・データ放送のことですよね。確かに双方向通信ができるとなっていたが、データ放送あまり使わん(オールスター感謝際に参加できるとかですよね)。実際自分はあまりデータ放送は使ってない。携帯電話のテレビ電話つかわんのと同じようなあまりつかわない機能になってくるのか。


「電波障害の軽減」・・・デジタル放送は、信号のレベルが低いとまったくテレビに映らない。デジタルは映ると映らないがはっきりしている。また地デジ放送の電波の発信する地点がいままでと変わったりするので、その影響で電波がうまく受信できないということとかか。(その方向には建物があって電波とどかんとか)


「高画質・高音質」・・・アナログだったら画像がだぶついたりぼやけて映っていたものがきれいに映るようになる点。記事にあるとおり、あまりにもはっきり映るので肌の質感もはっきりみえる。女優さんはこまりますね。


記事にはこの程度で地デジ化すすめてるんか!とつっこんでいるみたいです。まあ得るものが多いか少ないかは、別の話ですが最近の消費低迷しているこの日本の内需拡大には貢献しているんだろうと。

これのおかげで別の意味で恩恵うけてるところもいっぱいあるんじゃないかと。(ただ最近テレビは、売れてもメーカー儲かってないとかいってるみたいだけど)


個人的には地デジ化で、よくなったと思うのは番組表が使えることと、ゴーストとよばれる画像の残像がなくなったこと。この点ではとてもいいと思う。